STORYストーリー
世界のどこかにいるお母さんに、
歌声を届けたい
主人公・蘭は3歳の時、母親と別れ、叔母の家に引き取られた。その時、母親から渡された髪飾りを、蘭はずっと大切に持っていた。蘭は人前に出る時は、髪飾りをつけて出かけた。もしかしたら、母親が、髪飾りをつけている蘭を見つけて、会いに来てくれるかも知れないと思ったから。
高校に入学すると、蘭に新しい友人・百合ができた。百合に連れられたライブコンサートで、アーティストの歌に、蘭は衝撃を受けた。まるで母親から直接メッセージを受け取ったかのように感じられたからだ。
歌に無限の可能性を感じた蘭は、自らも歌うことで、世界のどこかにいる母親に、メッセージを届けることができるかも知れないと思った。
百合から一緒にバンドをしないか誘われ、蘭は同意した。
こうして、蘭のバンド生活が始まった。